社会福祉研修センター
お知らせ

2024.01.01

新年のご挨拶

明けましておめでとうございます。皆さまにはお元気で新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

令和2年から猛威を振るっている新型コロナウイルス感染症が、昨年5月8日から感染症法上の2類から

季節性インフルエンザ等と同じ5類感染症に位置付けが引き下げられました。このことにより、

社会での行動制限が緩和され、昨年は私たちの日常にも明るい変化が生まれました。

とは言え、感染対策を苦慮する場面はまだまだ少なくありませんが、皆さまの身近なところで、

昇龍のごとく益々明るい気運が高まることを祈念申し上げます。

年頭にあたり、私たちの使命をお約束いたします。

「障害福祉の父」と呼ばれる近江学園創設者糸賀一雄の著作『福祉の思想』(1968年)。

その中で糸賀はこう述べています。「福祉の実現は、その根底に、福祉の思想を持っている。

実現の過程でその思想は常に吟味される。どうしてこのような考えではいけないのかという点を

反省させる。福祉の思想は行動的な実践のなかで、常に吟味され、育つのである」と。

トライ&エラーを繰り返すことで、実践に裏付けされた自信が信念になり、やがて理念になります。

四天王寺社会福祉研修センターは、ほんの一端であったとしても、みなさんがその自信を得られる

機会を提供することをこれからも目指してまいります。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

令和6年元旦

四天王寺社会福祉研修センター

所長 的場政一

職員一同