四天王寺悲⽥院在宅
施設ブログ
メディカルフットケアの研修に行ってきました!(訪問看護・訪問リハビリ 9/16付 空枠更新)
こんにちは。訪問看護・訪問リハビリのブログです。🍂
先日、大阪で行われていました、「メディカルフットケア・基礎編
~足部トラブルへのフットケア・アプローチでADLの向上を~」というフットケアの研修に行ってきました。🦶🏻


以前からフットケアについて勉強したかったのですが、受講者の制限があり昨年は受講できず。今年やっと受講できました。📝 なかなか靴の選び方、 履き方まで考えたことがなかったのですが とても大切なことがわかりました。すぐにでも実践できることなので、爪のお話と一緒にご紹介させていただきます。
私は以前からご利用者様の爪切りをさせていただきながら足の巻き爪のケアをさせていただいていました。 少しずつ爪を伸ばしながら【スクエアカット】という爪先をまっすぐに切る切り方を行い、巻き爪であっても痛むことなく、また巻き爪から感染して陥入爪に移行しないようにケアしています。😊

爪のお話を少し交えながら…
★手の爪より足の爪のほうが伸びるのが遅いです ❗
大体手の爪は1日約0.1㎜、ひと月で3㎜伸びます。足の爪は約0.05㎜、ひと月で1.5㎜。
つまり手の爪の半分しか伸びません。そのため、巻き爪のケアのスクエアカットにするまでに なかなか爪が伸びないことが多くケアが進まないことが多いです。
「やっと爪が伸びだしてきた!」と思っていても、ばっさりと爪切りされてしまうことも多々あります。
★巻き爪は一般的に「爪を切り過ぎる」「くつに圧迫される」ことが原因です‼
巻き爪を予防するためには
① 『正しく爪を切ること。』
② 『足趾(足の指)への荷重🦶🏻』
③ 『靴の選択』が大切です。👟

《靴の選択をする》
正しい靴を選択できていないため圧迫により痛い【タコ】や【ウオノメ】ができます。
それにより足に痛みが出現し痛くないようにと歩き方が変化しがちです。
また歩行中、靴の中では圧迫や摩擦が起こり痛みが出現します 👟

今回の研修参加前は「たかが爪…。」と思っていましたが、まったくそんなことはなくて「されど爪」でした。 爪だけでなく足の指、足の裏、かかとなどのケアが今後の日常生活動作(特に歩行)を左右することがわかりました。 そして、今回の研修で今まで知り得なかったフットケアの知識を学ぶ機会となり、本当に【目からウロコ】なことがたくさんありました。 今後は単に爪を切るだけでなく、「歩き方も考えられるフットケア」をがんばりたいと思います 😄
藤井寺市・羽曳野市で訪問看護・訪問リハビリのご利用を希望される方がいらっしゃいましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。
訪問看護・訪問リハビリの最新空き枠情報(9月16日更新)