社会福祉法人 四天王寺福祉事業団
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[高齢福祉施設] 四天王寺大畑山苑

活動状況

2014年3月

2014年3月15日

まじめな話!で良い話!!

回は、ココナッツグループからお送りします。

年前よりココナッツグループの取り組みとしてオムツの排泄ではなく出来るだけトイレで排泄をして頂きたいと思いトイレでの排泄に力を入れてきました。施設に入所すると、オムツを使用することに利用者も職員も慣れてしまいがちです。誰もが、在宅で生活していた頃はトイレに座って排泄するのが当たり前で、よほどの事情がない限り日常生活でオムツを使い続ける生活は考えも及ばなかったはずです。現在の施設生活では、職員の都合で、オムツ交換・トイレ誘導することで、尿意・便意以外に、あまりにも多くのものが奪われ、個々の自分らしさも薄れてしまっているのです。まず職員が、利用者への誠実な愛情を持って、本気で個々の人生と関わることで、オムツのない生活を作り出し、自立排泄とその先にある、なんでもやりたいことが自分で出来る生活を作り出していくことを目的として取り組みを行いました。トイレに行く取り組みを行っていく中で、家庭での個性豊かな生活を思い出し、今以上に自分らしい生活を送っていただくことを望んでいます。その為にも、個々に合わせた排泄スタイルを見つけ出し、自立した生活の基盤を作り出していくサポートを行い続け、好きなパンツを自分で選んではいていただける、当たり前の日常生活を作り出していきます。この取り組みを整理し、個別ケアに重要なオムツの必要ない当たり前な日常生活について認識を深めていきます。

今回1人のご利用者のお話をさせて頂きます。こちらに来られたのは2年前当初は、在宅でもオムツ交換をしておりこちらでもオムツ交換を行っていました。生活の中スタッフとの会話の中で「トイレに行ってみませんか」と尋ねると「是非行ってみたい」とお話がありました。これをきっかけに、本人も交えて今後の生活について話し合い、目的「自分らしく日常生活を送ります」、目標「(1)トイレで排泄し、トイレでの排泄感覚を取り戻します。(2)尿漏れの量を減らします。」を掲げました。

まずは、排泄感覚が薄れていることから、排泄時間把握を行い、オムツから布パンツ・尿取りパッドの使用へ移行し、トイレでの排泄を職員2人対応で行いましたが脚に力が入らず全介助にて行いました。トイレを初めて排泄がうまく行かず本人様も職員も悩んでいましたが座り続けることにより少しづつトイレで排泄が出来るようになり本人様の自信にも繋がってきました。今では、本人より「トイレに行きたい」とハッキリとした意思表示が多くなりました。排泄感覚が完全に戻ったのではありませんが、トイレで排泄をするという行動を取り戻し、自分の好きなパンツをはける日常生活が復活しました。

このような取り組みをさせて頂きました。まだまだこれからです。

スタッフが一丸となり『当たり前のことが当たり前に出来るように』支援して行きたいと考えています。

次回は4月1日(火)ふるふるよりブログ更新予定です。

是非お楽しみにして下さい。(^^)